2024年11月5日、自分のメールに1通のお知らせが飛んできました。
【重要】Adobeマスター講座 価格改定のお知らせ
私は、毎年6月にデジハリ・オンラインスクールのAdobeマスター講座に申し込んでいます。オンラインスクールに在籍している者として、Adobe Creative Cloudのアカデミック版コンプリートプランを1年使うことができます。
公式サイトからの年間一括払いで86,880円(以下全て税込)であるのに対して、オンライン講座は39,980円と非常にお得に使えていました。しかし、2024年12月から68,800円に改定されます。
デジハリに限らず、他のAdobe認定スクールでも同じ価格となります。
Adobeへの納税額が爆上げとなってしまいますが、その後もこの講座がお得なのか調べてみました。
月3,280円のソフト1種類なら単体を年一括払い
例えばIllustratorのみ使うとすると、年間プランで月3,280円かかります。年一括払いでは34,680円となり、約1.4ヶ月分お得です。以外にも、Premiere ProやInDesignなども同じ価格設定です。
Illustrator単体プラン(年一括) | 34,680円 |
デジハリAdobe講座(改定後) | 68,800円 |
月2,000円程度のソフトと合わせても単体が安い
Illustratorを使っている場合、軽いPDF編集ができるAcrobat Proも使うことがあるでしょう。年間プランの月額料金と一括払いの価格差はありません。
Acrobat Pro(年一括) | 23,760円 |
とはいえ、組み合わせの年一括払いとなると、改定後のオンライン講座よりも安く済むようになります。後述のフォトプランと組み合わせてもまだ安いです。デジハリの4万という値段がいかに破格であったかを知ることができます。
Illustrator + Acrobat Pro(年一括) | 58,440円 |
デジハリAdobe講座(改定後) | 68,800円 |
写真編集するならフォトプラン
写真編集をするなら、引き続き「フォトプラン」を購入するのがおすすめです。Photoshopだけでなく、写真管理ソフトのLightroomと1TBのクラウドストレージが使えるのでお得です。デジハリの値上げ前からこの事実は変わらないので、迷わずフォトプランを継続しましょう。
プラン | 内容差分 | 年間一括払い |
---|---|---|
フォトプラン | 1TBストレージ Lightroom Lightroom Classic | 28,480円 |
Photoshop単体 | 100GBストレージ Adobe Fresco Adobe Express | 34,680円 |
デジハリAdobe講座(改定後) | 100GBストレージ 全てのソフトが使用可能 | 68,800円 |
IllustratorやPremiere Proと組み合わせてもまだお得
フォトプランは、他の月3,280円のソフトと組み合わせても値上げした後のデジハリより安くなります。「写真+グラフィック」や「写真+動画」の用途でコンプリートプランを使っていたのであれば、フォトプラン+単体1種の組み合わせが新たな購入の選択肢となります。
フォトプラン+Illustrator(年一括) | 63,160円 |
デジハリAdobe講座(改定後) | 68,800円 |
3種類以上使うならオンライン講座へ
写真編集もしたいし、動画も作りたいし、図とかのグラフィックも作りたい!その場合は、PhotoshopもLightroomもPremiere ProもIllustratorも使うと思うのでオンライン講座を申し込むのが良いと思います。かなりの値上げとはいえ、普通に買うより安いです。
デジハリAdobe講座(改定後) | 68,800円 |
コンプリートプラン(個人、年一括) | 86,880円 |
動画編集をガチる方もオンライン講座へ
動画編集は、大抵の場合であればPremiere Proで済みますが、音源やエフェクトも本格的に編集するとなるとそれぞれ別のソフトが必要となります。特にAdobeで用意されているAfter EffectsやAudition、Animationとは相性が抜群です。使いこなせると動画編集者としての市場価値が上がります。それぞれ単体で買うと月3,280円(年間34,680円)かかります。高すぎる!!
買い切りソフトを検討するなら今こそ!
主題から外れてしまいますが、Adobeに限らずとも、買い切りのソフトや無料で多くの機能を使えてしまうソフトも存在します。
あえて挙げるとすると、写真やグラフィックであれば「Affinity Photo」「Affinity Designer」、動画であれば「DaVinci Resolve」「AviUtl」などがあります。
この値上げの機会に使用頻度に応じて買い切りや無料版と使い分けて、支出を減らしてみてはいかがでしょうか。
11月中に買いに走るべし
まとめです。オンラインスクールのAdobe講座が値上げしてもお得なのか解説しました。
2024年11月30日までであれば、まだ39,980円でオンライン講座に申し込めます。利用期間が残っている場合でも期間を1年追加できるので続ける場合は必ず申し込みましょう。
Photoshop & Lightroomと他にもう1種類使うとなるとオンライン講座よりフォトプラン+単体1種の方が安くなるので使っているソフトを振り返ってみてはどうでしょう。
今後公式サイトの値段も変わる可能性があるので引き続き注視していこうと思います。